干支

20190108
去年つくったいのしし家族。木彫。


妖怪壁塗り

20181214
妖怪「壁塗り」
この妖怪、壁塗り又の名を漆喰塗りと云ひ、八ヶ岳の麓にふと訪らひ来たりてこの地いたく気に入りたりとて住み着きて十余年也。山の樵(きこり)の話に、この者よく図画などなしては里へ売りに行くもしばしば夜更け疲れたれば狢(むじな)鵺(ぬえ)などと鳴き交はしては穴などに潜り込み眠りこけるは常のこと也。先日結んだ庵の改修工事など申し粉まみれで壁塗りに没頭するさまは老狸の如しと云ふものありあるいは猿猴の如しと云ふものもありしかども未だその姿を見たる者なし。清盛公も退治を命じたれども叶はずと伝へり。


なまず

20181214
クリスマスといえば、鯰(なまず)ですね(?)。なまずといえば、むかし、かなりびっくりしたできごとがありまして、もう時効だと思うので書いておきます。

むかしぼくが勤めていたある動物園の配置換えで、ぼくはある飼育展示施設の担当になりました。その中にボイラー室があったのですが、老朽化したボイラーが使われなくなり、さらに前担当者がものを捨てられない性格だったこともあって、当時すでにそこはあらゆるがらくたが天井までうず高く積み上がったカオス部屋と化していました。ぼくもしばらくは出入口を行き来するための最小限の通路だけを確保して、あとは横のがらくたの山を見て見ぬふりでやり過ごしてきました。
しかし1年ほどたったころ、飼育動物が増えてきてさすがに手狭になり、場所の確保のため一念発起してそこを片付けることになりました。格闘すること1週間。泥まみれのコンパネやら作りかけのままの標本やら朽ちた看板やらをどかしてみると、60センチサイズの水槽が部屋の一番奥、床の上にあるのが目にとまりました。さて、これは何年前からここにあったのでしょうか。水槽の上にこれだけの膨大ながらくたが自然に積み上がるのに最低1年くらい? ぼくが担当になったときにはすでにこうなっていた、それが1年前なので、すると合計2年は放置されていたと思われます。水槽の中では真っ黒に濁った水が悪臭を放っており、それをバケツで汲み出そうとしてふとその中に…黒い塊があるのに気がつきまして、、、立派な大人の鯰(なまず)でした。生きておりました。ぼくはあわててちゃんとした水槽に鯰を移して、えさの金魚を入れてみました。鯰はあっという間に金魚をぱくぱく飲み込んで、水槽の底でおとなしくなりました。
その後しばらくは施設の裏側で静養していましたが、あまりに食欲旺盛で元気なので、後日ちゃんと解説ラベルを作って、日本の淡水魚の展示コーナーに移動してお客さんに見てもらうようにしました。小さくて地味な魚ばかりのこのコーナーでたちまち目玉動物となって、えさの金魚を食べる様子は子どもたちにも大人気となりました。めでたしめでたし。
そのうち「あのとき助けていただいた鯰です」といって誰かが訪ねてきてくれるはずなのですが、まだかなあ。

さかな

20181206
よーくみないとわからない絵もたまには描かないと。
「二魚」2018年 板に油彩。


文字これくしょん

20181115
いままでの文字デザイン、ご依頼のあったものや自分の展覧会のものや没になったものなどなど、なんとなく並べて眺めています。いまはいろんなフォントが出てますが、やっぱりアナログが好きだなあ。


額縁ワークショップ

20181111
きのうは原村の小さな絵本美術館八ヶ岳館で額作りワークショップをやりました。
額作りを人に教えるのは初めてでしたが、味のある額縁を簡単に作れて喜んでいただけたので、今後のワークショップの定番にしていこうかなどと企んでおります。


旅するムサビプロジェクト

20181105
武蔵野美術大学に「旅するムサビプロジェクト」というのがありまして、ときどき茅野市などへもやってきて活動されています。先日は茅野市のとある小学校で対話型鑑賞を主催されて、ぼくもちらりとお手伝いをしました。ぼくの持参した絵に、こどもたちが「高速道路宇宙」とか「空と海と夜と昼が一緒になった絵」とか、ほんとうに自由な解釈をしてくれて、聞いてるだけで楽しかったです。


がちょう

20181104
「株価への影響を考慮」して金融所得増税見送りだって。へー、そんな余裕あるんですね。だったら先に「消費への影響を考慮」して消費税増税見送りしたってよくないですか?現政権はただ富裕層を優遇したいだけという仮説がまたまた強化されてしまいました。
そして、増えた負担に比べてほんとにわずかの額の「なんとか商品券」をぶら下げれば庶民は黙ると思っているようです。それで実際に黙るんだとしたら、なんてしつけの行き届いた、お行儀のよろしいわれら市民であることでしょう。
こないだ読んだ本に、17世紀、ルイ14世の側近が「うまく徴税する秘訣はガチョウをできるだけ騒がせずにできるだけ多くの羽をむしることだ」といったと書いてありました。われわれ、ねぎ背負った鴨ならぬ、がちょうでしたか。
いま、窓辺でひよどりが鳴いてます。「朝三暮四〜」と聞こえます。





小さな絵本美術館にて

20181021
小さな絵本美術館八ヶ岳館(長野県原村)ミニギャラリーにて、作品を出展します。いままで制作したフライヤー原画の(ええと、売れ残りの)中から厳選したアクリル画、八ヶ岳に住む野鳥の木彫などなど、小さな空間にぎゅうぎゅうひしめく予定です。それから「ますとみやまART」に登場してごく一部で話題となった巨大たぬきオブジェも特別出演。ますとみやまARTを見そびれた方も、この機会にぜひご覧ください。
10/24から11/12まで。


八ヶ岳クラフト市開催!

20181021
原村といえばこれですよね。今秋も八ヶ岳クラフト市開催!
10/26から28まで。