ふくろう

20200326
お米が買えないなら和牛を食べたらいいじゃない。」で、お肉券。
こんな寝言は公共料金を牛肉で支払えるようにしてから言っていただきたいものです。

まともな先進国が続々と未曾有の対策を打ち出している中、どこかの国の異次元ぶりには驚愕します。このような国難でさえ、族議員の利益誘導に利用されようとしています。

演奏会や展覧会で食べているフリーランスは、日本ではいまのところ
A : イベントを強行して不謹慎と罵倒を浴びる
B : 経済的に死ぬ
の二択しかありません。先進国と違ってまともな休業補償がないですから。
もう、我が家も駐車場に芋でも植えないと立ちゆかなくなりそうです。

ここ20年、「生産性」や「効率」の名のもとにゆとりや不要不急を削るのがまるでいいことのようにもてはやされてきましたが、それはそうしなければ回らないほどに社会が貧しくなった、ということでしかありません。そして、今回のような問題に対処する余裕がどんどんなくなっていく。大学の研究費や地域の保健所の数を削りに削り、非正規職員を増やし、そして先進国からあっという間に脱落しました。どっちが原因でどっちが結果か、にわとりが先か卵が先か、すぐにはわかりませんが。

「ふくろう6」 アクリルとインク。2020年。

へびの街

20200317
果断に、躊躇なく、いい金貸しを紹介してやるぜ。じゅうまんえんね。
これが、われらが殿の、フリーランスへのありがたきお言葉。
片やドイツでは文化大臣が「文化は、いい時にのみ与えられる贅沢ではありません」として、アーティストを支援する声明を発表したとのこと。
この落差よ。
7年前には想像すらしませんでした。ご乱心の殿を守るために馬を鹿と言い張ることによって身を立てんとする人たちの仕切る世界で、自分が生きながらに身を焼かれることになるとは。あ、まだ焼かれてはいませんが。

「へびの街」画用紙にアクリル絵具 2020年

ねむねむ鳥

20200307
ねむねむ鳥A「最近、ホモ・サピエンスがなんだか大騒ぎしてるね」
ねむねむ鳥B「ご乱心の殿のまわりを太鼓持ちだけが固めておるどこかの国ではそれに振り回されて大変なようじゃのう。」
A「そういえばこんど、「ホモ・サピエンス」から「ホモ・歴史から学ばず」ていう名前に変えるって隣のかみさまがいってたよ」


イナイナイアート

20200301
茅野市美術館での企画展「イナイナイアート」に参加します。
3月12日(木)~3月22日(日)
茅野市民館の共有スペースに、公募作家が展示方法を工夫して作品を展示し、鑑賞者が宝探しのように空間を巡って鑑賞するアートプロジェクトです。
ぼくは八ヶ岳のいきものたちを出展します。よーく探さないとわからないところにもこっそり展示してるのでがんばって見つけてくださいね。