吉野剛広のお絵かき手帖
かけす
20221231
自然から学ぶことの大切さは骨身にしみて痛感しているくせに、では自然から「何を」学ぶのかについては言葉でうまく言い当てられずにいる。
もちろん虫の名前や葉っぱの形を覚えて物知り博士になりましょうという話ではないし、自然の多様性から人類の将来の方策を見つけましょうという教訓話(それも大事ではあるが)でもない。
それが何かを知りたければ、一日ひとりで河原に寝転がって雲を眺めてくださいとしか言いようがない、「何か」。
来年はそれを絵に描けたらいいなあ。
画像は「かけす」2022年 紙にアクリル
八ヶ岳倶楽部ステージにて、1月3日まで出展中〜
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