巨大絵巻

20170723
「ひとの描いた部分に自由に上描きしてよし。壊しても壊されても恨みっこなし。」というルールで3人の画家が巨大な絵巻を共同制作しました。参加した画家は太田二郎さん、小野理恵さん、吉野剛広の3人。こういうのは、壊すのを互いに遠慮しあっていては意味がありません。3人の個性が本気でぶつかりあって、透明な風が闇夜に化け、月が水に溶け、鳥が縄文人に変身し、とかなりスリリングな制作になりました。
どんなものになったかは「21世紀の縄文人展」での8月19日のイベント「めくるめく縄文幻想絵巻」でのおたのしみ。長さは17メートルを超えてしまいました…
イベントでは絵巻をくるくる披露しながら詩の朗読もあります。今、そのための詩をつくっていますが、これも3人の書いた詩を統合したものです。でもこれが難解すぎるというもっぱらの評判。。。どう着陸するのか、これもまた当日のおたのしみ。朗読は伊藤やよいさん。(難しい役を頼んでしまってすみません。)


写真は制作中の絵巻と小野理恵さん。