20220902
空の広さ、底知れなさにふと気づいて、生きることの不思議に打ちのめされる瞬間、というのは、ひとりでぼーっと空を眺めているときにだけ、天啓のように降ってくる。突然に。それは、目的のある活動の最中には決してやってこない。
「河原でゴミ拾い活動を主催してリーダーシップを学んだ」と書いたら感心されるが「河原で寝転んでいて天啓を受けた」と書いたら突き返されることになっている経歴書、のようなものは、世の中で最も無意味なもののひとつでしょう。
画像は「夜の積層」2022 キャンバスに油彩 160×160cm