20211103

衆院選の結果が出ました。これだけの愚劣さと失政を満天下に晒したあとの選挙にもかかわらず政権がびくともしなかったのは驚くべきことです。
投票率とその国民の主観的幸福度(幸福と感じる度合い)とは強い相関があるそうですよ。
我が国の投票率は世界139位。
幸福度は先進国最低レベル。
報道の自由度67位。
なのにジャーナリストが「自分は権力の監視役を果たしている」と信じている度合いは世界一(おととしのデータです、いまは知りません)。
今回の衆院選をみていると、かの連中は政権交代が二度と起きないシステムをすっかり完成させたと思わざるを得ません。政治に関心を持たせず権力者におとなしく従わせる教育、利権構造に組み込まれたメディア、広告代理店的情報工作ノウハウの確立。そのたいろいろ。その中に「善政を敷く」というのを含めてくれていいのですがそれはないようで。
もう一度国土を焼け野原にしなければ政治は変えられないのでしょうか。