20261007
「自民を支援しないと予算をもらえないから自民を支援する。これはどこでも誰でもやっていることで、これのなにがいけないのかわからない。」そういう人が増えているみたいです。これは、梁大臣が馬鹿であることよりもはるかに深刻な問題だと思います。
いま、「権力という力を権力自身のために使い、それがさらに権力を強化するという無限ループ」のためのノウハウや資金力だけが飛躍的に肥大しています。「スマホ農場」や「広報費350億円」はその氷山の一角だし、金があればそのへんのAIとは異次元のAIを使い放題らしいですよ。
だいたい、ルールを作る側の人間は権力側の人間であり、自分を縛るルールを作りたがるわけがありません。だから、「権力という力を権力自身のために使う」ということを不可能にする仕組みを市民が発明しないと、もういろいろ間に合わなくなります。でもどうしたらそれができるのか、ぼくの頭ではわからないです。
いまの腐敗の深刻さは、一部の悪人の問題ではなくて、多数が「合理的に」振る舞った結果として固定されてきたものだということです。弾圧する必要もない。つまり権力とくっついておこぼれをもらうのが一番生存戦略にかなう生き方である。それに楯突いて冷や飯を食らう覚悟のある者は自然にいなくなっていく。メディアも企業もそうなったらもう大日本帝国に逆戻りです。
個人の合理的行動の総和は集団の合理的行動とは一致しない。
80年前は、その矛盾を解決するために焼け野原を要しました。
さて、それを学んだ人類は今後どうするのか、タイムマシンがあったら見に行きたい。
結果によっては「ホモ・サピエンス」を「ホモ・歴史から学バズ」に改名しなければならないかもしれません。
画像は「細胞街」2026年 板に油彩
