トーテムポール完成〜

20200227
とある方の山荘にトーテムポールを建てました。
こんなに大きな彫刻制作は初めてで、大工さんや知り合いの作家仲間や、そのほかいろんな方々のご協力がなければできない仕事でした。みなさんどうもありがとうございました!
これで道具や塗料にも少し詳しくなったし、いろんな仕事ができそうです。


へんな夢

20200210
こんな、へんな夢を見ました。夢って勝手なものです。
→ 湖底の交換手は、本当は「おかえりなさい」と言いたいのだ。だが言葉はもう残っていない。旅人が屋根の上に放り投げていった言葉たちは、もう雪と一緒に溶けてしまった。

画像は「風魚」油彩 2020



20200124
八ヶ岳の冬とは思えない暖かさ。地球はずいぶん変わってしまったようです。
ただ暖かいだけではすみません。地球の上にあるものは想像を絶する複雑さでぜんぶつながっています。想像もしなかったことがあらゆるところでこれからどんどん起きます。ぼくに予測可能なのはそれだけです。
でも「地球は泣いている」とは思いません。地球はただあるようにあるだけで、痛くもないし怒ってもいないでしょう。
あたらしい環境に適応できるものは生き残り、できないものは滅んでいくだけのことです。
でもぼくはまだ滅びたくないので、人類の叡智についていつも考えます。人類はこの期に及んでまだ幼稚園児並みの俗物に人類の舵取りをさせているのだから恐れ入ります。こんなことをいったら失礼ですね、本物の幼稚園児に。

人類亡きあと、どんな生きものが繁栄してゆくのでしょう。

写真はトーテムポールにしがみつく蛙。

いたたまれなさ

20191128
ぼくには、ある理由から高校卒業以前の記憶がほとんどない。それでも小学校のころのことなら両手で数え上げられるくらいのわずかな断片が残っている。そのなかでも強烈な印象として思い出されるのが、夜空の星を見上げたときのいたたまれなさである。
たぶん小学校高学年くらいの頃。真夜中に家の屋根に登り、凍えた手を握り歯をがちがち震わせながら、星空を眺めた。星が好きだったわけではない。ただ、この星たちが何光年何百光年の距離から光を放って、それがいまやっと自分の目に届いているという不思議がどうしても胸から離れなかった。
屋根から見下ろす真夜中の街はとても静かだったが、それでも少しは動いていて、明かりのついた窓があったり、ずっと遠くで車の音がすることもあった。そしてそのあとは、屋根の上の自分の耳に届くのは、何の音という名状のしようもない、ただ「音」としかいいようのない不思議な音だけだ。絵具の色を全部混ぜると変なひとつの色になるように、街中のかすかな音を全部拾い集めて混ぜ合わせた、 不思議なひとつの、始まりも終わりもない、ささやくような音だった。昼間よりもずっと遠くから聞こえてくるその音を聞きながらこれまた遠い星々を眺めているうちに、自分がいま本当に生きているのかどうかもわからなくなって、このまま屋根から落ちて死んでもいいような気になって、いたたまれなくなった。そして逃げるように家に帰り布団にもぐり込んだ。
その自分がいま、こうして八ヶ岳のふもとに流れ着き、ひとりで森を歩いていると、あのときのいたたまれなさがありありと蘇ってくる。森は、太古から続く果てしない営みの結果できあがった、途方もなく巨大な構造体だ。この営みに従事してきた無数の動植物、微生物、風や光や原子や分子の何億年もの歴史を想像せずにいられなくなる。そして、あのときと同じように、自分のちっぽけさに気が遠くなり、いたたまれなさが我が身を噛む。もしかしたら、この「いたたまれなさ」こそが自分の創造の源泉なのか、とも思う。このいたたまれなさを忘れることができたとき、自分の創造の試みは成就するのだろう。それが幸せかどうかはわからないけれど。


トーテムポール制作中

20191121
晩秋の陽に背中をあぶりながら、トーテムポール制作してます。
我が家の前でぼちぼちやってますので、前を通りかかったら冷やかしてやってください。
本職の木工作家さんのアドバイス、大歓迎!です!


ショップカードなど

20191108
イベントや展覧会などやっと落ち着いてきて、依頼のあった制作に少しずつ着手しています。
ふくろう油彩(Hさん)、抽象画油彩(Oさん)、雷鳥の鏡枠(Wさん)、トーテムポール(Sさん)の制作が残ってます。おまたせしていて申しわけありませんが順番に制作しますのでもうしばらくお待ちください。ほかに「私のこれ忘れてるよ!」というのがあったらご指摘ください。仕事管理がいい加減ですみません。

画像は最近制作した、北杜市内のぱんやさん「びーはっぴぃ」のショップカード。
ぱんの他に、おいしさと健康にこだわったお菓子や自然食品などもりだくさん。ぜひ一度お立ち寄りください。


ワークショップやりました

20191102
ワークショップ講師のミッション完了しました。
大きなテーブル3台にみんなで並んで、身近なものやがらくたをスタンプ代わりに、ぺたぺたころころと楽しい作品づくりで遊びました。筆やペンでは生まれない、偶然や意外性を味方にした造形、というテーマだったのですが、うまく伝わったかなぁ?










「身の丈」

20191028
メロスは激怒した。必ず、かの邪智暴虐の文科大臣を除かなければならぬと決意した。メロスには「身の丈」がわからぬ。しかし文科破壊相の「身の丈に合った受験を」発言には最大限の憤りを表明しておかねばならぬ。身寄りを持たぬぼくが「身の丈」に合った進路選択をしていたら今の自分はなかった。当時のぼくがどれだけ血を吐く思いで真夜中のバイトをしながら受験勉強してきたか、この男にはわかるまい。今の若者に同じような思いをさせてはならぬと思いつつ、それに逆行している現代を見ながらこんなところでくだを巻いているしか能のない自分が歯がゆいばかりである。

ふくろうバッグできました

202191017
北杜市の事業、ケンタッキーからの訪問団歓迎プロジェクトにかかりきりのこのごろです。
訪問団のみなさんに北杜市有志メンバーからのおみやげを手渡すことになっていまして、それを入れるトートバッグのデザインをしました。北杜市の鳥であるふくろうが眠そうにしてます。
喜んでもらえたらいいなあ。
※ ちなみにおみやげやトートバッグ制作費は地域の有志メンバーの寄付でまかなわれているもので、非公式グッズです。

ケンタッキーからの訪問団歓迎作品展

20191015
北杜市の文化交流事業でケンタッキーからの訪問団をお招きするのですが、それに合わせて八ヶ岳周辺のアーティストを彼らに紹介する企画展が始まりました。27日まで、北杜市の詩游館ギャラリーにて。
一般公開は27日までの金土日10:00から16:00、その他15日、16日、24日に13:00から16:00まで開館の予定です。
八ヶ岳山麓に生息する不思議なメンバーの、面白い企画展になりました。ぜひのぞいてみてください。
出展作家・・・
大野誠一さん(工房あそびと)
河野史尚さん(UNPO窯)
上野玄起さん
今井和代さん
小松嘉門さん
アマラ和さん
中澤明子さん
中澤紗織さん
村岡由季子さん
吉野剛広