20260409
1年間だけ自衛隊にいたことがあります。
そのとき、ある隊員が定年退官の挨拶で語ったことを今でも覚えています。
自衛隊は、万策尽きた果てにやむなく使う「最後の手段」。
ですが、戦争を知る世代がいなくなったら武力を「最初の手段」にしたがる奴が必ず出てくる。と。
当時の18歳のぼくはただ「へーそうなんかなー」としか思わなかった。
でも今は、彼の警告が杞憂ではなかったことがよくわかります。
国防には、食料やらエネルギーやら金融やら教育やら産業育成やら外交やら経済やらという無数のファクターがあって、有限の原資の中でそれらをどう優先順位を決めてやり繰りしていくか、という葛藤が必要なはずです。
ですが、教育への投資はOECD最下位圏のままで、軍事費だけは増税してでも倍増したい。これは軍事を「最初の手段」としたがっていると言われてもしかたないでしょう。
理屈の上では抑止力だとか深刻化する世界情勢だとかいろいろ言えるでしょう。
ほかにも、国旗損壊罪とかスパイ防止法とか緊急事態条項とかも、ひとつひとつを取り上げてそれが必要な理由を理屈として並べたら「それもそうかー」と思うかもしれない。けれど、全部つなげて一本の線で見たら、大日本帝国への回帰への希求がはっきりと透けて見える。
しかもそれを、できるだけ議論しないですすめようとしている。記者会見もできるだけしない、集中審議も拒否、反論を無視できるSNSだけはお達者。
アメリカの国際法違反に「国際法違反だ」と言うこともできない骨なしは、記者や野党からの質問に対峙できないという意味でも骨なしである。
ところで、
本当なら今ごろは、人類の叡智のすべてを地球環境問題の解決に集中していなければならないはずです。温暖化もマイクロプラスチックも待ったなしです。なのに、19世紀からタイムスリップしてきたような暴君が、何のためにやっているのか本人もわかっていないような戦争を始めて、みんなを右往左往させている。
これはそもそもは、ジェノサイドのネタニヤフを世界が逮捕もせず野放しのままにしてしまっているせいですよね。なぜこんな狂人が今ものうのうと戦争指導なんかしてるわけ?
ええと、こんなことを言いたかったのではありませんでした。
茅野市のカフェ陶仙房で個展があります。
去年まではカフェ入口の「土間ギャラリー」というところでやっていましたが、今年からは「庭ギャラリー」という別棟になります。オーナーさんが自分でつくった、気持ちのいい空間です。ランチのあとに、足を運んでみてください。

